一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年4月27日日曜日

不透明感


ジョギングの途中見つけた”いちご大福”の店。季節だ。

私はバブル全盛期に弾け切れなかった。
今その頃の事を思い浮かべている。
世間では“イケイケどんどん”派と“このままではマズイ”派が交叉していた。
結局1991年バブルが崩壊しそれから20年辛酸をなめた日本経済。
私が生き残れたのも“波に乗り切れなかった”ことが幸いしたのかもしれない。
今その事を思い浮かべている。

日本経済の再生の切り札“消費税”による財政立て直し。4月から消費税が上がった。
予想通り3月の売上増強そして4月の落ち込み。
ここまでは織り込み済みだ。
この先の経済がどうなるのか悩む。
政府の産業活性化の対策資金は例年になく強固だ。この波に乗ることが一つある。
しかしそれでもその後の舞台がどう変わるのか、
この連休に想いをめぐらせたいと思う。

阪急箕面駅に戻ってきた”ツバメ”いよいよ子育て。

そんな中、オバマ大統領が国賓として来日した。
気になるのは米国内外とも四面楚歌の中“元気がなかった”ことだ。
国際間、特に東南アジア諸国での“危機的”課題が多すぎる。一発触発だ。
大国としての米国に期待することが多い安倍政権はオバマ大統領に解決を期待するところが多かったがTPPでは思惑通りいかなかった。この事はオバマにも言えることで来日の目的、①東南アジアの安定 ②TPPの合意が不調であったことがオバマの顔色に表れたのかもしれない。
“自動車”“農産物”に関してはお互いの国内事情があるにせよ妥協点を見出す努力がこれから時間をかけてなされることを期待したい。

外敵から身を守るすべ”人と共生”

さてこの経済の動きをわが社に置き換えてみたい。
世の中大きく変革が求められている。
来年派遣法が大きく改正されるだろう。
実施されれば派遣法の見直しで大手・中小の構造が崩れ、中小の行き場がなくなる事も考えなければならない。大手寡占になるというのは極論にしろ変化に対応していくことを求められるのは避けられない。
わが社では医療システムの強化を図り7年。売上比率25%に高めることが出来た。ここ数年で50%に上げるのも着実に進めている。

その事より業界全体の底上げをどう図るのかを考えねばならない。
“小異を捨て大同につく”
意味のある言葉になるだろうと予感する。

中小企業が結束すれば“イオン”になれるのだ。







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