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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年8月20日土曜日

強力なリーダーシップが求められる国政

東京で久しぶりに旧友にあった。大手化学品メーカの副社長にまで出世した自慢の一人である。何が自慢かといえば“驕らない”“飾らない人柄”であろうか。高校時代からちっともブレルことなく変わっていない。六本木の焼き鳥屋で杯を交わしながら美味しい酒であった。やっぱり気の置けない仲間が一番だ。


                              関東ではほとんど聞けないクマゼミの喧騒。


震災という国難に際しても与野党が政争に明け暮れている。やっと居座り総理が辞任を表明したと思ったら今度は後任問題でバタバタしている。
27日に公示して29日にに投開票するという。
政治空白を短くしたいという理由は良くわかる。が3日ほどの短期間で候補者の政策が十分国民に伝わるのだろうか。民主党所属の国会議員で決めるとは言え、党代表は首相でもある。候補者の力量・理念・政策について国民はほとんど知らされていない。この国難に立ち向かうリーダーを選ぶために、国民にわかりやすく候補者の公約を確かめあい、公開討論をもって我々に明らかにしてほしい。そのためには政争に明け暮れることをやめ拙速にリーダーを選ぶべきではないと思うがいかがだろうか。せめて一週間でも議論が必要であるとおもう。今までいたずらに居座り続けた空白の時間に比べれば一週間は国民の納得の範囲だと思う。今度こそ震災復興に全力投球できる政治体制を心から願うものである。
慢性的な円高による国内企業の海外生産拠点化、アメリカのドル失墜、欧州の債務超過問題、これらが日本経済に大きく影を落とすことは明白である。この時期経済対策も欠かせない。
彷徨える日本を救えるリーダーシップの枯渇。どうか与野党一致して国を引っ張っていける強力なリーダーを選んでほしいと切に思う。

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