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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年12月3日土曜日

人に“わかりやすく”伝える方法


昨日9日は夕刻京都に出向いた。観光客でごった返していたが今週末にかけて京都の高雄“もみじ”が見頃のようだ。修学旅行生も大勢居る。賑やかな京都は活気があってよい。
最近平日はジョギングする時間が取れなかったので今朝は久しぶりに走った。土日だけが楽しみだ。土曜日は10時半から会議なので朝少し余裕を持って走れる。
早朝の箕面はまだ客足も少なく気持ちが良い坂道が続く。箕面の“もみじ”は少し紅葉には早いようだ。
来週ぐらいが見頃だろう。


来週が見頃”箕面の紅葉”
我々仕事をするうえで、プロジェクターを使って説明することが多い。
マイクロソフト社の“パワーポイント”はプレゼンテーション用のソフトであるがこれを使いこなすことが営業の必須能力である。起承転結を明確にし全体像をビジュアルに纏め上げる能力が問われるのである。
先日朝日新聞の紙面で下図が目に飛び込んだ。
一見何の変哲もない“アジア太平洋の経済連携”の枠組みであった。が私にとっては頭の中の整理が一気に出来たのである。と同時にアメリカのアジア政策、中国との覇権争い、日本との連携。これらがこの一枚の表で一気に整理されたのである。
複雑に絡んだ国家間の枠組みとその背景にある思惑をプレゼンテーション資料として、いかに判り易く一目瞭然と理解させるかが非常に重要なのである。


最近アジア太平洋の経済連携の話がメディアで報道されている。ASEAN(東南アジア諸国連合)の略称で、東南アジア10ヶ国の経済・社会・政治・安全保障・文化での地域協力機である。一方TPPは“環太平洋戦略的経済連携協定”の事を指しアメリカ主導の戦略が見え隠れしている。アジアの急激な発展にアメリカがアジア外交を強化し推し進めている。中国との覇権争いとも見られている。この図をじっと眺めていると何かが見えてきた気がしている。

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