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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年12月11日日曜日

流行語“きずな”


師走に入って何か秒針が早く進んでいるようだ。せかせかと進んでいく。一週間あっという間に過ぎ、今週もスケジュールが詰まっている。ブログの原稿は移動中の車中で書いたり土日に書くようにしているがこれから年賀状書きとかいつもの月と違う時間も増えてくるので気持ちが焦る。先週は一度も走れなかったのでこのブログを書いてから走ることとした。
畑では年末恒例の”葉ボタン”栽培。正月になると門松などに飾られる。

年の瀬になると、経済・社会・政治など色んな分野で一年間の総括が行われる。私達は振り返って明日への思いを募らせるのだ。
2011年ユーキャン流行語大賞”というのを先日ネットで見た。「今年発生した“ことば”のなかで、軽妙に世相を衝いた表現とニュアンスをもって、広くにぎわせた新語・流行語を選び“ことば”に深くかかわった人物・団体を顕彰するもの」とあった。
ノミネートされた言葉には“3.11”に関係する言葉が多かった。“なでしこジャパン”もある意味震災でダメージを受けた日本に元気を与えたという意味合いが大きいであろう。“帰宅難民”もあった。
私はなかでも“絆(きずな)”が好きだ。何も流行語ではない。常日頃私達は心の中でこの言葉と“同居”している。3.11の目を覆わんばかりの被害。そこから立ち上がろうとする人々、そして何とか力になりたいと想う人々。その象徴となる言葉が絆(きずな)”である。
漢字辞典によると、馬の足にからめて縛る紐。転じて、人と人の間の切ってもきれない固いつながりという意味だ。
最近社会面の紙上に目を覆いたくなる事件も多い。家族だけでなく社会全体が“絆”で結ばれれば残忍な事件ももっと少なくなるのだろうに。

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