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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年10月10日水曜日

国会議事堂

どの角度から見ても同じ顔をしている議事堂。緑が爽やかだった。

 国会議事堂周辺が静かだ。
久しぶりに議員会館に出向いた。
議員会館も建て替えが進み近代的な建築に変貌している。
すぐ横が首相官邸で、つい先だってまでは“消費税増税反対”で周辺は騒がしかった。
が民主党も自民党も総裁選挙で疲れ切ったのか私には久しぶりに静かな永田町に映った。
暫くは解散選挙の見通しは遠のいたからなのだろう。
“生命維持装置”は切れてしまっているのに、何時までこんな状態が続くのだろうか。
内閣改造にしても大きな変革を期待できなかった。
延命すれば支持率が回復するとでも思っているのであろうか。内閣改造にも関わらず支持率は下がり続けている。国家戦略など見えるはずがない。
3.11、原発問題、外交問題、経済活性化、山積みしている課題もすべて先送りで駆け引きだけが残っている。
そんな国内事情を嘲るように中国、韓国に好きなようにさせている。
何とかせねばならない。内憂外患である。
こんな状況を変えるのは政治でもあり、我々一人一人のはずだが、自身澱んだ空気だけが満ち溢れているように思える。恐ろしいことだ。
課題は山積だが、何よりも早急に景気刺激の政策を打ってほしい。
日銀が10月1日発表した9月の企業短期経済観測調査(短観)は、企業の景況感を示す業況判断指数(DI)が大企業製造業でマイナス3だった。
前回の6月調査(マイナス1)から2ポイント悪化した。3四半期ぶりである。
特に関西経済は、大手家電メーカのリストラで1万人もの雇用が喪失してしまっている。このままでは迷路に入ってしまうだろう。
政府が無策であったとしても、我々のビジネスは“継続”なのだ。
自らもこの危機的状況を自力で乗り越えるしかない。
危機感を共有しながら少しでも前向きにと思うのである。
同業者の集い、”Rubyアソシエーシション”セミナーでの”まつもとゆきひろ”先生

自社ビジネスの強化は無論のこと、“同じむじな”のIT同業者が継続して安定的に成長できるよう、力を合わせていくことから始めてゆかなければと強く思う。

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