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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2013年11月5日火曜日

思うようにはいかないのが人生


箕面のキャラ”滝ノ道ゆずる”もかりだして。

秋本番。
この時期私の住んでいる箕面は秋散策のコースとして滝道がにぎわう。
住民にとってはうれしい事でもあるが車の渋滞には閉口する。
この連休辺りから紅葉を目指して他府県ナンバーの車が流れてくるのだ。

最近雨が多かったので滝の水にも勢いが。

日曜早朝久しぶりに滝道をウォーキングしたが
まだ時間が早いこともあり、午後から雨の予報もあって人影が少なかった。

紅葉にはまだ2週間はかかる。


滝まで行ったが、まだ全くと言っていいほど
紅葉は見られない。むしろ青々したカエデの葉が
滝水に映えて美しかった。
見頃は2週間後くらいだろうか。



小泉純一郎元首相が講演会で
“思うようにはいかないのが人生”と語った。
良し悪しは別に自分の信念を貫く強さを持っていた首相であった。
だから敵・味方もはっきりしていた。
思うようにやってきた小泉氏が何をか言わんやで
ある。さほど人生は思うようにいかないのだ。

彼はこのところ“反原発”を主張している。
首相として采配を振るった頃は“推進派”であった。
今回の事故が起こる前であったから許せる範囲だ。良いではないか、それが方向転換したのだ。


あの事故以来私も“反原発”だ。
原発からクリーンエネルギーに転換して
世界に冠たる国に成れば良いと言い続けている。
安全性ひとつをとってもいつどこで安全性を脅かされるや知れない。
コストをとっても、結局核燃料の廃棄までのサイクルを考えると高いコストにもなる。

小泉氏が反原発を他の同志と共闘して政治に持ち込むなら大いに賛成だ。
元々施政者は原発に関して偽善で固めている。
原発なしでは、経済活動市民活動に破綻をきたすとキャンペーンしてきた。が原発容認のムードになった途端トーンダウンしている。
事実原発稼働ゼロの時でさえ、電気容量は夏も冬も余裕であったではないか。

仮に原発ゼロで、節電が必要であっても反原発が進むのなら私達は我慢できるだろう。
これはイデオロギーの問題ではない。

子孫の安全の為に国民が選択すべき道であると。






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