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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年9月5日金曜日

菌との闘い


内臓脂肪の対策に今週はジョギング回数を増やした。継続した運動が必要。

以前、バイオテクノロジ-会社の立ち上げに協力したことがある。
京大で微生物の研究を重ねていた教授を中心に4~5人のベンチャーだ。
その時経験したことは、人間の進化と同じく微生物の世界でもたとえどんな悪環境でも世代が経るうちに適応性を持つ生物が育ってくるという事実だった。
それを人は”進化”と呼んでいる。
極寒の地で育つ微生物、高温で育つ微生物、地中深く棲むもの。
地球上には数知れぬ生き物がいる。

そろそろ稲穂が大きくなり始めた。楽しみだ。

最近世界を震撼させている物騒な話がある。
自然界には死に至る強烈な”菌”が数多くあるが、そんな中でも恐れられているのが、エボラ出血熱だ。ウイルス性感染症で90%の死亡率という。
人類が発見した最も危険なウィルスのひとつだ。
コウモリに宿っているとされているが、カニクイザルや豚に感染し人にも感染している。
患者の会葬の際に触れたことにより人への感染が
拡大している。
映像を見るたびに貧困社会の中の出来事を胸の痛む思いで見ている。



一方日本では東京代々木公園を訪れた男女60人余りがデング熱に感染し拡大の様相を呈している。
デング熱は蚊が媒介する感染症で、90年ぶりだという。

こういう事態が起る度に、感染症の怖さを知るわけだがこれが生物兵器として使用されたら・・・と
思うと背筋が寒くなる。

単にSF世界の出来事の様だが、細菌やウィルス等を使用し、人や動物に対して使われる兵器は過去にもオウム真理教が炭疽菌を培養して散布した様なことも身近に起こっている。
我々は安全な社会で生活していると思いがちだが、文明の進化とともに危険性も身近に増していることを時々に思い出さなければならない。      ”リスク管理”が重要なのだ。





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