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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2014年9月28日日曜日

ウェアラブルコンピュータ


ITフォーラムでは”ウェアラブルコンピュータ”で盛り上がっった。
先日24日、HISCO
(ハイテクノロジー・ソフトウェア開発協同組合)
http://www.hisco.jp/ でITフォーラム(大阪)
を開催した。
毎年行われるもので今回が11回目だ。
IT同業者の集まりだが、集まって懇親するだけではなくて地域の活性化を図るため時代に即した旬な情報等を発表する場だ。
各社が協力すれば何でもできる。

ソフトキューブ(株)北村社長の開会のあいさつ。
今回はソフトキューブ(株) http://www.softcube.co.jp/  の北村社長を中心に
全員で頑張ってくれたお蔭で定員120名を超えた。
皆さんお疲れ様でした。
己を捨ててやることが成功の秘訣だろう。
これからも宜しくお願いします。


塚本区黄綬の講演は旬な話題で盛り上がった。

テーマは「ウェアラブルコンピュータがもたらす新たな市場」この分野で著名な塚本昌彦(神戸大)先生にご講演
いただき、企業様から事例発表が2例あった。
正に業界では旬な話題で質問も多く熱気あふれる会場だった。日頃、”関西の経済の低迷”を嘆く中で、自らが活性化をしてゆかねばと思うのである。

さてウェアラブルコンピュータってなに?
我々ITの世界でいま旬になりつつある技術を少し説明しておこうと思う。
超小型化して身に着けるコンピュータで、色んなセンサを内蔵させて人の機能の助けになる“装置”。
腕時計のように普段身につけて利用するものから、メガネの様な画面(HMD)で、身につけて出歩くことも出来るもの、あるいは、衣類にコンピュータを統合したもので、ファッション性も高いものが研究されている。



エンドユーザが直接接する端末として大きな意味をもつが、カメラとか各種センサが装着されるので、ゴーグルタイプの様なものは屋外で着用すると異様な風貌になるなど実用化・普及への課題は少なくない。
小型化や、消費電力、長時間動作可能な電源。低温やけど、発熱問題等がある。
 
講演の後の名刺交換会では各社懇親を深めた。

常にコンピュータを身につけることに意味がある技術で、その特徴を生かした応用技術が必要である。
大きくわけて3つの利用方法が提案されている。
1つは利用者に対するリアルタイムの情報提供、
2つ目は利用者の状態の記録、
3つ目は外部のコンピュータとの連携。
1の例として、道案内、周辺情報など応用が広がる。
2の例として、行動記録、健康管理など。
3の例として、建物内の監視するシステムなど。

どんな技術でも、社会性を大切にしながら開発してゆくことが大切だ。










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