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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年4月3日火曜日

企業に新しい風


三寒四温、”さくら”も咲く機会を窺っている。

4月に入り新社会人があちこちで見られる。
一見して初々しく見えるのも清々しくていい。
私の会社のある新大阪辺りも新社会人が多くみられるようになり、昼食時間になると急に人口が増えたようだ。
昨夜も新入社員歓迎会なのか新旧入り乱れて大騒ぎしていたがやはり活気があっていいものだ。

弊社も永く新卒採用を控え即戦力の中途採用で強化してきた。
そろそろ定期入社で新卒を採用せねばと毎年この時期に思う。
景気予測がつきにくいここ数年、採用のリスクと採用による効果を両天秤かけざるを得ないのである。
が採用しない結果、企業の若返りを阻害してしまっている。
来年度からは景気が落ち込んだとしてもコンスタントな新卒採用で企業の活性化を図りたいと強く思っている。
来年度採用は既に年初から始まっている。
大手企業への就活が先行するので、
弊社も今年は4月中旬から採用活動を始めよう。

文科省の統計によると、大卒の就職率は1990年代には景気の長期低迷が続いたため、大学院進学者の増加も加わって、大きく低下した。
2000年代の前半には50%台といわゆる就職氷河期の状況であった。
その後、輸出産業の好転などで、雇用環境は一旦
回復したが2008年にはサブプラライム問題で金融不安に陥りリーマンショックがおこり世界同時不況のため、再度、就職状況は悪化している。
2010年の就職率は60.8%と激しい落ち込みとなった。
今年(2012年)の就職率は80.5%と少し改善されているようだがそれでも10人に二人は未就職の状態である。


中小企業の受け皿も大きいわけであって、景気対策で中小企業を元気にしてもらい、”100%雇用”を達成したいものだ。

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