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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年2月3日木曜日

節分と「豆まき」

今朝は少し暖かかったので、薄着で走った。日の出時間が日ごとに早くなる。もうすぐ梅が咲く頃だな~
6時過ぎになると白みはじめる空、早く来い”春”
今日は節分。暦の上で春を迎える立春の前日にあたるので、一年の災いを払うための厄落として「豆まき」が行事として行われている。よき風習である。
ところが最近は「豆まき」もさることながら、「恵方巻(えほうまき)」が宣伝されている。
恵方(めでたいと決められた方角)を向いて太巻きずしを丸かぶりする行事だ。元々大阪に限られていた風習が、いまや全国に広がろうとしている。
全国展開の仕掛け人はセブン-イレブンのようで、1998年(平成10年)頃から急速に普及した。
インターネット・メディア・流通の発達が地域の枠を取り外し、仕掛けを作ればあっという間に広がるという今様をあらわしている。エジプトもそうだ。
”らん”もそろそろ冬ごもりから”起きよう!!”
ついでに調べたら、恵方巻(えほうまき)の文化は結構古くからあるらしく、江戸時代末期から明治時代初期において、船場(大阪)の商人による商売繁盛の祈願事として始まったという説。
また 栃木県にある磐裂根裂神社の節分祭が発祥だという説。拝殿内で恵方を向いてその太巻きずしを丸かぶりする行事に由来している。 等々諸説紛々である。
これがやがて商業的催事として利用され、関係業界の販売促進活動・関連商品・商戦に繋がってきたものだ。
便乗商法に踊らされるのも良し、知らぬ顔も良し。

ちなみに、関西・中国・四国にて「実際に食べる」が半数以上占めたのに対し、関東では「6割が食べない」という。
ここでも関西と関東の文化の違いが読み取れる。私はというと「豆まき派」。
(一部データ「ウィキペディア」引用)

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