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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年2月27日日曜日

インターネットと不正

今日は日曜日。久しぶりに新大阪コースを走った。いつもより暖かい昼間だったので緑地公園も家族連れでにぎやかだった。梅林も満開に近づいていた。江坂を超えたら神崎川。ここから川をさかのぼって相川方面まで行くと、学生のボート部が練習している。女子チームのダブルスカルがちょうど通りがかったので暫く見入っていた。
土手の内側の道は車禁止なので走りやすく、ジョギングスーツを脱いで薄手のランニングシャツのみで走ったがそれでも暑いくらいだった。

神崎川で練習している学生チーム”ダブルスカル”
またIT技術の進化が事件を作った。
京大の入試で試験中に入試問題が「ヤフー知恵袋」に回答を募る形で携帯電話から投稿されているのが発覚した。同志社・早稲田・立教大でもである。
同じIDを使っていることから同一犯ではないかという。今の技術では犯人を特定することも可能ではないかと期待する。
それにしても“白昼堂々と”という言葉があるがまさに試験中に短時間で問題設問を外部のネットに乗せ、回答を受け取るというのは常識ではできる話ではなかろう。それなりに想定できることであるから試験官は予め十分な注意を払っていただろうし。
何よりも今日のために一生懸命受験勉強し全力を出し切る多くの受験生の思いを考えると、是非不心得な学生を割り出してほしいと願う。
公正な試験に泥を塗る行為を断じて許すべきではない。
インターネットが一瞬のうちに世界を結ぶ。そのことは中近東の政情でも取り上げさせていただいたが、これから更に想定できない事件が洪水のように起こるのではないかと危惧している。
一方使い方さえ間違わない限り便利な道具であることも事実である。
ネット時代に“道具と共生する”ことが大切である。

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