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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年4月19日火曜日

東京の元気が原点

昨日から東京事業所に出張した。事務所前の靖国通りの桜並木の花はすっかり散り、緑が一段と映えていた。先週は満開だった桜並木であるが本当に一週間の移り変わりの速いことに驚く。人の心もこんなに早く移ろうのだろうか。

靖国通りの桜もすっかり緑に
2日間の滞在は私にとっては辛い。“東京の元気”はそがれ重くのしかかる重圧感。震災の後遺症、原発の事後処理。一生懸命今を容認し大丈夫という気持ちを確認しながら前に進まなければならない現実。東京こそ私のビジネスの原点と思えばなお更に“東京”こそであった。そして私にとっては創業の原点は“東京で成功すること”に変わりない。しかし今東京は見えない恐怖がそれを阻んでいる。東京に住む娘に会った。なんと言うこともなく普通に生活している。が親として色んな心配がめぐり早く結婚して地元に帰ってくることを願ったりする。所詮娘の人生だから私がとやかく言うものでもないのだが人の人生まで気になり始めた。年をとったのだろう。私達が求めているのは、このあと我国が何処に彷徨うのかはっきりした答えがほしい。目標が定まればそこに邁進する力は我々民族にはあると信じてやまない“確信”ではないのだろうか。それをかなえるのは“強いリーダーシップ”である。“国を背負う人”は国を、“企業を背負う人”は企業を、“家庭を引っ張る人”は家庭をしっかりと引き連れてゆく“リーダーシップ”がいま求められている。私にも小さな会社ではあるけれど、皆を安心して導くそんなリーダーシップが求められているのだろう。皆頑張ろう!!

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