一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年5月27日金曜日

節約時代

今週は、走る機会が少なかった。出張が多くて別に横着したわけではない。箕面駅のツバメも出張のときに眺めたがまだヒナの声が聞こえない。
この週末かな・・・。
今週は東京2往復することになった。無駄だ。とは言え私中心に世の中動いていないので止むを得ない。顧客中心に考えればそうせざるを得ない事がある。
今週は”らん”とも散歩に行けなかった。
東京のマンションを引き払って、出張ベースで東京に行くようになった。経費節減である。お陰で効率よく仕事をこなすため良く動く。アポと次のアポの時間が空けば色んな人と会うようにしている。
今日は私の旧知の仲のA氏とホテルの喫茶で待ち合わせをしていた。
彼は政治家志望で高い志を持っている。次の選挙には立候補予定だ。
若い青年だが是非頑張ってほしいと思っている。
とすぐ隣の席に暫くご無沙汰していたB師とばったり出会った。
数年ぶり偶然である。株の世界では名を轟かせた方だ。
私の近況をご報告し、師からはHISの社長との交遊など現在の交遊抄をお聞かせいただいた。世の中成功している人たちはいかに人脈を大切にしているか今更に思った次第である。
やはり東京は奥が深い。残念ながらそう思う。そのたびに東京事業部の強化を何とかせねばと思うが、私の想いが通じない歯がゆさがある。ホテルに泊まって思うことがある。今まではホテルにある歯ブラシ、髭剃り、
タオル、水、電気などなど、まったく当たり前のように使用していたが、震災のあと私の意識は大きく変化したことに気づいた。
設備されている備品を大切に効率よく使う意識が自然についてきたことだ。
部屋を離れるときは消灯する。
必要でないときはTVを消す。
電気をまめに消す。本来当たり前のこと。
しかしわれわれは長い間浪費に慣れ、過去アメリカがそうであったように消費が美徳のごとく時代を過ごした。
関西にいれば余り気づかないが東京に行くと実感として感じる。
交通機関は間引き運転をし、クーラーも控えめ、照明は半分。今日経済産業省に出向いたが廊下など完全消灯である。何処に行ってもである。
東京の生活感覚は皆このことを肌で感じている。この精神的効果は大きい。
ただ経済活動がこの事で必要以上に冷え込むということも心配であるが・・
震災・原発の経験でこれから起こる経済の大きな変化。
世界を巻き込んだ大きな変化が我々の事業にどのように影響を及ぼすのか。多くの情報を掴みしっかりと見据えて判断することが企業経営に求められることである。
今こそ我々が頑張らなければならないと思う!!

0 件のコメント: