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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年1月15日土曜日

大阪経済の逆風を撥ね退ける力

今週は東京での賀詞交歓会に出席した。12日は大手かんむり会社、13日はJASPA(全国ソフトウェア協同組合連合会)の賀詞交歓会。
それぞれスタンスは違うけれど、今年は良い年でありますようにと思う気持ちは同じである。
“積極的に立ち向かう”ことで道が開けると信じ会場では交流を深めた。
全国ソフトウェア協同組合連合会の賀詞交歓会
お取引先企業の主宰する新年会は社長の所信表明であるが、これが今年一年の会社の業容を読むには非常に良い機会だと思う。
連合会の会合はもう少し経済の大きな流れの中で、我々が見失わないように舵をとるのに重要な情報収集だ。
経済産業省「今後のソフトウェア産業政策の動向について」ご講演
お忙しい中、経産省の課長様から方針をお話いただけるのは大きな成果であった。
それにしても全国各地域の協同組合の集まりでは地域の温度差を感じるにつけ、関東のやや明るさの気配と、それに比して関西がここまで不透明なのはなんだろうと思う。
文科省 鈴木寛先生の「行政業務改善と情報技術の活用」ご講演
関西企業が大阪に見切りをつけて、東京へ東京へと流れていくとすれば由々しき事態である。雑誌“WEDGE”2011年1月号で大阪を揶揄された記事「日本経済は大阪の二の舞か」を読むにつれ、いや大阪どころか“製造拠点の海外移転”によるダメージは、日本の後世に禍根を残さなければ良いがと思う。ともあれTPPの問題を早急に解決しなければならない。
えびすさんは神頼みであるが、きっと自助努力で大阪を元気にするすべはあると信じて頑張ろう。

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