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IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2011年1月22日土曜日

就職氷河期過去最悪の内定率

暫くぶりです。実は今週20日は大阪市内の大学で講演を頼まれたので、
その原稿作りに追われてしまった。テーマは「企業が求める人財像」。
元々就職コンサルタントではないので、就職面接の仕方とか、履歴書の書き方とか、アピールの仕方とかを話したのではない。
そんな小手先のことではなく、「失敗を恐れず粘り強く事にあたる」力が必要であることを中心に話した。
そしてこの機会に今の学生さんのおかれている状況を調べていて驚いた。
12月1日現在大学生の内定率が68.8%という事態である。

                         

これは日本経済の先行き不透明感が経営マインドを落とし込み、採用を控えている証でもある。
政治は相変わらず政争に明け暮れ「経済対策」もそっちのけ。
いま求められる政治家は少々すねに傷を負っていても果敢にリーダーシップを発揮できる角栄タイプで、思い切った経済対策をブルドーザのごとく突き進んでいく人物ではないだろうかと最近思う。
また一方ではどんどん少子化が進み、出生率が1.4と低く人口減少に歯止めが掛からない。
少子化対策として夫婦の負担を軽減するための対策も講じているがその”夢のある”、”将来の日本を背負うべき”若者の就職もままならないというのはどういうことだ!!


大切な若者に将来の夢を与えきれず、フリーターとして定職につかない若者を作ってきている。
この無力感を一体”菅さん”はどう考えているのか???聞きたい。





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