一緒に考えましょう・・・

IT総合プロデューサーの小幡忠信です。日常目にして、耳にして感じた社会での出来事や話題・疑問について、ITだけの枠にこだわらず多岐に渡る分野において意見や感想など発信していきたいと思います。

2012年1月15日日曜日

どうなる世界経済


今朝は久しぶりに走った。日曜日なので遠出する日である。猪名川を下って行き折り返し2時間半であった。
帰路、家の近くで石のデッパリに足を取られ“前のめり”。右手で地面を支えたので大事には至らなかったが
右腕を捻挫した。恥ずかしい話である。
そんな訳で今日はジムに行くのは取りやめた。

猪名川では”水鳥とはと”が仲良く餌を啄ばんでいた。
お正月から賀詞交歓会と毎日のごとく会合があったが、
ようやく一段落し16日からはしっかりと仕事を進めなければと思う。
今年の経済予測も色々な方から聞く機会があった。
押しなべて一触即発の爆弾を抱えた船出である。
確かに我社の状況は現状では特に大きな落ち込みがない。しかし2008年のリーマンショックも然り、景気の急降下は突然襲ってくる。
年末から5つの懸念材料が挙げられる。
①ユーロ圏の債務超過危機。
②米国の財政悪化 
③今年は、米国、ロシア、仏国、韓国などで大統領選挙 
④中国の国家主席も交代 
⑤金正日の死亡に伴い北朝鮮のトップが交代

これらのどれをとっても、世界情勢を不透明にしている要因である。
特に①の問題は深刻な影響を及ぼす時限爆弾だ。
つい先頃ユーロ圏9か国の国債の格付けを更に一斉に格下げし、最上位だったフランスも格下げを余儀なくされた。
これでドイツ一国だけが最上位の「AAA」(トリプルA)である。ユーロ圏解体の危機が迫っている。日本にとってもまったく他人事ではないのである。
②の問題も厄介だ。今年は米大統領も行われる。最も注目するところである。
③の問題も有力国のトップがこれほど一斉に国民の審判を受ける年はかつてなかったように思われる。
国の大統領選挙はもちろん国内事情に左右されるが今回は共通している点が多い。
それは、経済格差、失業、増税、緊縮政策に対する一般市民の強い反発だ。特に今回のヨーロッパ金融危機も3年前のリーマンショックの後遺症と考えられる。あの危機を乗り切るため巨額の財政出動が世界各国の財政を、特に西欧諸国の財政を窮迫させたことになった。
世界を見ながら、しっかり”タガ”を締めて取組まねばと思う。

1 件のコメント:

mie さんのコメント...

社長、早く痛みが取れるといいですね。